矯正治療とは、ふぞろいになっている歯の部分をそろえることと、かみ合わせを整え良くかめるようにする効果もある治療です。
矯正治療を行うことによって、口元がすっきりし、健康と自信に満ちた明るい笑顔を得られると思います。
歯並びが悪いと話をすることが苦手になったり、大きく口を開けて笑えなくなったり、歯並びの悪さがコンプレックスになってしまうこともあります。 美しい口もとや笑顔は、一生の財産です。
歯並びが悪いと上手く歯磨きができなくて、隅々まで歯ブラシが届かずに歯垢や歯石がたまってしまいます。その結果、虫歯や歯周病の原因になることがあります。
顎関節症は、若い女性(特に10代~20代)に多いと報告されています。これは女性のアゴの骨格上、歯が生えるスペースが少ないために、アゴにストレスが生じて症状が起こるとの報告もあります。
また、歯列不正のある人が顎関節症になる確率は、正常な歯列の人の数倍から数十倍とも言われています。
歯列の不正があると、歯の隙間から空気が抜けてしまいうまく発音できなくなったり、咬み合わせが悪く、食べ物を咬みにくいことで胃腸障害が起きてしまうこともあります。
歯の健康および歯並びの健全な状態はご自身の体全体の健康にも影響してきます。
成人の矯正治療の方法には、大きく分けて2種類あります。
1つ目は取り外し可能なマウスピース矯正やプレート矯正です。
2つ目は今まで一般的によく使われてきている24時間付けたままの、歯の表面に金具とワイヤーを付ける固定式の矯正です。
もう少し取り外し可能な矯正治療法の特徴をお話しさせていただきますと、マウスピース矯正は、透明な薄いプラスティックを歯の上からかぶせて弱い力をかけながら歯を動かしていくもので、大変目立ちにくく、希望される方が現在一番多い治療法です。
ちなみに、1日20時間以上装着している必要があります。
プレート矯正は、透明な少し厚めのプラスティックに針金を付けてある取り外し可能な矯正法です。1日8時間~10時間の装着でよいので、寝ている間と家で起きているときに行います。
装着時間が短い分、マウスピース矯正よりは治療期間が少し長くなります。
早ければ3才から矯正治療を行うことができます。
歯を一番動かしやすい時期は、幼稚園生(5才)~小学2年生(7才)のころです。
つまり、この頃から治療を始めることにより、治療期間も短く、お子さま本人の負担も少なく済みます。
小学生のうちは、まだまだ成長期であるため、アゴの骨の成長を促すことが期待できる時期です。アゴを広げることにより、永久歯が出る隙間を作り、大切な永久歯を抜かずに歯並びを整えることも十分可能です。
矯正の方法は、ほとんどプレート矯正で行えます。
また、成人の矯正治療よりも、一般的に治療費用は半分くらいで治すことができます。
なお、各矯正の治療法および症例につきましては、別ページをご参考ください。
「インビザライン」と「アソアライナー」は大人のマウスピース矯正として多くの歯医者で使用されています。2つの装置は対応可能な不正咬合の種類や度合い、費用や通院の回数などに違いがございます。マウスピース矯正をお考えの方は必見です。
4歳から10歳くらいまでの小児に対し、歯列が乱れる原因となるお口周辺の筋肉をマウスピース型の装置で訓練し、歯並びを良くする治療です。
いつでも取り外し可能な装置を使用し、顎自体を拡大して歯列を整える治療です。痛みが少なく、普段通りの食事や歯磨きができ、通常は歯を抜かずに治療ができます。
矯正治療費は、20万円~(税別)です。
2025.03.18お知らせ
2025.02.25お知らせ
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